HelloKidsプログラム | 体験者インタビュー:斉藤様(前編)

HelloKids事務局
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斉藤さん、ご無沙汰しています❗️

こちらこそ❗️

親子留学のお申し込みが最近増えてきているみたいですね。

斉藤さん
斉藤さん

HelloKids事務局
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皆さんずっと海外渡航ができるタイミングを待っていたようで、いきなりお問合せが増えて正直私も少し大変です💦

それは良かった😄

私が子どもと伺ったのが懐かしく感じます。

斉藤さん
斉藤さん

初めてのカンガルー

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今日は、斉藤さんがHellokids(短期入園プログラム)に参加された際のお話を少しお伺いできたらと思います。

喜んで❗️
斉藤さん
斉藤さん

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そもそもHelloKidsプログラムに参加されたのはどうしてですか?

”私が” オーストラリアで英語を勉強したくて親子留学を決めました。

私の勝手で子どもを連れていくので、子どもは少しでもストレスのない環境で過ごさせたいと思い、「日本人の先生がいる」Childcareが候補に上がりました。

斉藤さん
斉藤さん

Southport Childcare Centre

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なるほど。

 

 

息子に何か困ったことがあった時は日本人の先生がいる方が安心だろうと。

そして留学の1年前に、下見でゴールドコーストを訪れました。
斉藤さん
斉藤さん

 

 

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下見までされるとは、本当に熱心ですね❗️

 

 

やはり子どもを預けるからには、どのような環境で、どのような先生がいるのか、母親として気になるところでしたので、実際に自分の目で見て確かたかったんです。

その時、Southport Childcareで雅子先生と出会い、お話をし、安心して息子を預けることができると感じ、「来年絶対ここに戻ってこよう」と決めました。
斉藤さん
斉藤さん

 

 

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嬉しいお言葉、ありがとうございます😊

他のセンターとの比較はされましたか?

 

 

いえ、ほぼ決め打ちです。

私が通った語学学校のスタッフが、近くで日本人のいるChildcareを探してくれて、それがSouthport Childcare Centreでした。
斉藤さん
斉藤さん

 

こちらはオージーの先生

 

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そういえば、ゴールドコーストを選ばれた理由は何かありますか?

 

 

時差気候人の良さ、そして私が海が好きだったことです。
斉藤さん
斉藤さん

 

ゴールドコーストの青い海と空

 

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なるほど、オーストラリアに住んでいる私からしても納得です💡

 

 

旦那さんは日本に残っていたため、毎日連絡が取りやすいように日本と時差が少ない地域、というのが一つ条件でした。

結果、毎晩息子と旦那さんでTV電話ができ、息子の精神的な安定にも繋がったと感じます。
斉藤さん
斉藤さん

 

 

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小さなお子様には、時差が少ない国だと慣れるのも楽ですしね。

 

 

はい。

それと私は車の運転が苦手なので、移動手段は徒歩やトラムがメインになると考えていました。

その時に寒かったり雨が多いところだと、気持ち的にも辛いだろうなと思ったので、暖かい地域を選びました。
斉藤さん
斉藤さん

 

子ども向けの公共施設も充実

 

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すごい❗️

計画的👏

 

 

それと、私自身が小学生の時にオーストラリアに短期留学したことがあったのも大きかったです。

ホームステイをしたのはシドニーでしたが、ゴールドコーストにも訪れました。

その時の街の人のおおらかさはなんとなく記憶に残っていて、ゴールドコーストに良いイメージを持っていました。

斉藤さん
斉藤さん

 

 

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オーストラリアの方は、皆さん本当にフレンドリーですよね😀

 

 

あとは、何と言っても昔から海がある地域に憧れがありました。

山に囲まれた盆地育ちだからでしょうか?笑


ゴールドコーストの写真を見るだけでもため息が出るほど好きで、絶対にここで暮らしたい!、と思っていました。

斉藤さん
斉藤さん


 

HelloKids事務</span>局
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ちなみにお申し込み後に準備をされたことは何かありますか?

 

 

費用面の準備には、少し時間がかかりました。

保育料も住宅費も、日本とは感覚が異なりますしね。

斉藤さん
斉藤さん

 

 

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そうかもしませんね。

 

 

保育料に関しては、オーストラリア在住のローカルの方には政府から補助が出ますが、学生ビザ等で滞在する留学生には補助がありません。

半年分の私の学費と息子の保育料、さらに住宅費用などをすべて合わせると、大きな金額になります。
斉藤さん
斉藤さん

 

 

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半年間の滞在となると、それなりの金額にはなりますからね。

 

 

とはいえ、自分が行きたくて決断した親子留学だったので、全額自分でなんとかしようと決めていました。

なので、親子留学をしたい!と思ってから実際に渡豪するまでは1年半かかりました。
斉藤さん
斉藤さん

 

子どもに優しい国、オーストラリア

 

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そういえば、こちらへ来る前に何か不安だったことはありましたか?

 

 

出発前はこれから始まる生活への期待とワクワク感しかありませんでした

でも出発当日に、空港で息子と旦那さんが別れる時に息子が大泣きをしたんです。

それを見た瞬間、「大好きなパパと引き離してしまう」と息子にも旦那さんにも申し訳なく感じ、本当にこれでよかったのかな、と不安になったことを覚えています。

斉藤さん
斉藤さん

 

 

HelloKids事務局
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あぁ~、それはわかります

 

 

それでも現地に着いて、さまざまな方に出会い、息子も私もいろんな葛藤を抱えながら徐々に成長することができたと今は感じています。
斉藤さん
斉藤さん

 

 

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素晴らしいです❗️

 

 

私も、息子も、旦那さんも、それぞれの場所で自分のできることを頑張る、この経験は私たち家族を強くしました

この半年間の親子留学を体験したことで、お互いが自立しながらも支え合う家族のスタイルが出来上がった気がします。

斉藤さん
斉藤さん

 

(後編へ続く)

 

幼少期から英語を学ぶメリット

幼少期からの語学学習は、脳の発達や社会性の向上だけでなく、認知スキルを高め、生涯に渡る長期的なベネフィットをもたらすことが明らかになっています。また、研究者たちは子どもたちにとって第二言語の習得に向けた学習環境にしっかりと身を置くことが大切であることも併せて指摘しています。

Meta(旧Facebook)創業者のマーク・ザッカーバーグやテニス界のスーパースターであるセリーナ・ウィリアムズ、米国外交官のマドレーン・オルブライトなど、世界的に著名な人物にはバイリンガルが少なくなく、言語学習のベネフィットは十分に証明されていると言えるでしょう。
 
 

「実行力」の向上

第二言語の学習は、心理言語学者のマーク・アントニウが「実行力」と表現する、脳の最も複雑な機能を向上させることができます。マークはこの「実行力」を、「自分の注意をコントロールし、指示を出し、管理・プランニングを行う能力であり、無関係な情報を遮断し、重要なことに意識を集中させる」ことができる能力であると定義しています。また、「バイリンガルの人々は灰白質が増加し、白質が完全な状態になることで、脳がより健康になる」とも指摘しています。

さらにWestern Sydney大学の研究者は、日常的に複数の言語を使用することが、「アルツハイマー病の発症を遅らせるのに役立つ可能性がある」と主張しています。早期からの多言語の使用には懸念を示す論調もありますが、幼児期から複数の言語を同時に学習することの弊害は科学的に証明をされたものではなく、外国語としての英語学習が日本語能力に影響を与えることはないようです。
 
 

テストスコアの向上

幼児教育ジャーナルによると、小学校低学年からの外国語学習は「認知能力を向上させ、他の分野の成績にもプラスの影響を与え、リーディングと数学の学力テストのスコアが高くなることが研究で示されていると指摘しています。あるイギリスの研究者が、バイリンガルスクールに通い始めた段階の4〜5歳のモノリンガルの子どもたちを対象に、毎週外国語の授業がある子どもたち、そして言語学習の授業がない子どもたちと比較を行った調査があります。

それによるとバイリンガルスクールに通う子どもたちは、非英語学習者に比べて「クリエイティビティに関する優位性」を持っていることが明らかになりました。この結果において重要な点は、「週1回の限られた時間での言語学習体験でさえも、能力の向上度合いに影響を与えるが、さらなるクリエイティビティや柔軟性を高めるには、より深くバイリンガル環境に身を置く必要性がある」ことが示されたことにあります。

現代社会において、子どもたちに将来へのアドバンテージを授けたいと願う親御様にとって、第二言語の学習がひとつの鍵となるのは間違いありません。
 
 

文化的認識

英語のような外国語を学ぶことは、プライベートや仕事はもちろん、あらゆる場面においてお子さまの可能性を広げることができます。世界では20億人以上が英語を話し、話者数ではアメリカ、インドに次いで世界最大の言語となっています。

また、英語は世界的なビジネス言語であり、お子さまの将来のキャリアにとっても重要と言えるでしょう。河野太郎元大臣は留学中に英語を習得した経験が、ファイザー社とのコロナウイルスワクチンの購入交渉の際に役立ったと述べています。日本経済新聞によれば、「河野元大臣は夜遅くまでアメリカの幹部と話し、製薬会社から日本への出荷を早めることに成功した」とされています。日本が国を挙げて「グローバル人材」の育成を目指している今、幼少期のお子様に語学学習の機会を与えることは、今後の未来を担う世代である彼らにとって大きなアドバンテージとなることでしょう。
 
 

キャリア上のメリット

米国の調査によると、バイリンガルの社員はモノリンガルの社員よりも平均して高収入を得ていることが明らかになっています。職種ごとの基本給について比較してみると、平均して時間当たり5〜20%の違いがあることが明らかになっています。

第二外国語が特に役立つ職業の例としては、教育や医療、外交、翻訳・通訳などが挙げられます。採用担当としてキャリアの長いコーン・フェリーは、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアのヘッドハンター10人のうち9人が、バイリンガルであることは「今日のビジネス環境で成功するために不可欠」であると考えていることがデータより明らかになったと述べています。このように、日本企業の海外進出が進む中、英語などの第二外国語は大手企業への就職に有利に働く可能性が高いと言えるでしょう。

第二言語の学習にはさまざまな利点があり、お子様のより良い未来のためにはもはや必須の教育となっています。オーストラリア・日本間の渡航規制が緩和された2022年、まずはHelloKidsプログラムに参加して、現地の幼稚園に短期入園をしてみてはいかがでしょうか。(HelloKids事務局)
 
 

隔離なしで日豪間の行き来ができるようになりました!


ついに2022年3月1日より、日本とオーストラリア双方の国への入国が、隔離なしでできるようになりました。
これには観光や留学目的での渡航も含まれます。

他条件についての詳細は、
厚生労働省のHPよりご確認ください。

尚、その他コロナ関連の情報はこちらの
FAQもご覧ください。(HelloKids事務局)

オーストラリアへの渡航情報【2022年2月16日現在】

グローバルスカイ・エデュケーションが運営するセンターの多くが位置するクィーンズランド州では、ワクチン接種が完了した日本からの渡航者について入国後の隔離は不要になっています。ただし、到着後24時間以内にPCR検査またはRAT検査にて陰性であることを証明する必要があり、検査結果が出るまでの間は自己隔離が求められます。

また、日本を出発する前にPCR検査(英文証明書)・DTD(Digital Passenger Declaration)の登録・ワクチン接種証明書(英文)を準備しておく必要があります。

最新情報は随時変更される可能性がありますので、オーストラリアへの渡航をご検討の方は必ずご自身で下記のウェブサイトをご確認頂きますようお願い申し上げます。(HelloKids事務局)

【オーストラリア政府ウェブサイト】   Australian Government | Department of Home Affairs

【クィーンズランド州政府ウェブサイト】 Queensland Government

*新型コロナウイルス感染症に関する規制をご確認の際は、国と州の両方の情報を確認する必要があります。

コロナ・パンデミックとオーストラリア経済の行方

オーストラリアは、コロナウイルスによるパンデミックから着実に立ち直りつつあります。「Lucky country」と呼ばれるこの国では、 企業や政治家、そして国民の多くが2022年には社会や経済面で明るい兆しが見え始めてくることを期待しています。

また、Reserve bank of Australia (RBA)は最新のアップデートで、COVID-19 のオミクロン株が同国の経済回復に影響を及ぼすことはないという声明を発表しています。

RBA のフィリップ・ロウ総裁はこの声明の中で、「オーストラリア経済は依然として底堅く推移していて、既に症例数も減少傾向に転じており、消費は今後徐々に回復していくと予想される。RBAでは2022年のGDP成⻑率を4.25%、2023年を2%と予測している」と述べました。

また、「この見通しは、家計と企業のバランスシートがおおむね良好であること、企業の投資が増加していること、建設工事のパイプラインが多いこと、マクロ経済政策が支持されていることに支えられています。ただし、引き続きパンデミックによる不確実性は秘められている。」とも述べています。

記録的な低金利と、COVID-19に対応するための 政府による3,000億ドルの緊急財政支出が、こうした明るい見通しを後押ししています。

 

 

強気の見通し

世界第13位の経済大国オーストラリア(日本は第3位)の今後の経済に関する見通しについて、エコノミストは概ね強気のスタンスを取っています。

Commonwealth Bankグループのエコノミストは、オーストラリアの2022年度の経済成⻑率は5.1% になると予測しています。この数字は昨年度時点での予測値である4.4%を上回り、また”標準的な”成⻑率と言われる2.5%を大きく上回っています。

ANZ Research社も、2022年のGDP 成⻑率を5.8%と予測していますが、2023年には2.6%の成長に留まると見ています。オーストラリアの景気回復の堅調さを示すように、12月度の失業率は4.2%と実に13年以上ぶりの低水準となりました。

オーストラリア統計局(ABS)の労働統計責任者であるビョーン・ジャービスは、 「この失業率水準は、世界金融危機とリーマンショックが始まる直前の2008年8月に4%を記録した時以来の低さである。」と述べました。



インフレ、金利リスク

しかし、失業率の低下に加え、国境規制やサプライチェーンの混乱による移⺠の減少により、インフレ率が上昇しています。

1月の「ヘッドライン」インフレ率は3.5%、「アンダーグラウンド」インフレ率は2.6%に達し、オーストラリアの中央銀行には金融引き締めに対する圧力がかかっています。

エコノミストたちは、RBA の総裁が引き締め政策を「忍耐強く行う用意がある」と コメントしたにも関わらず、早ければ2022年8月にも金利が上昇する可能性があると指摘しています。

2月1日現在、RBA の公式キャッシュレートの目標値はわずか0.1%で、日銀のマイナス0.1%と同様です。低金利の影響で、オーストラリアでは住宅ブームが起きており、2021 年には全国で24.5%の価格上昇が見られました。ブリスベンの物件が30.4%と急上昇したのを筆頭に、シドニー 29.6%、ホバート 26.7%、アデレード 25.8%、メ ルボルンは 17.9%とドコモ軒並み大きく上昇しています。

2022年には不動産価格がさらに上昇すると見られていますが、エコノミストはこの成⻑率の伸びは徐々に鈍化していくと予想しています。Commonwealth BankとNational Australia Bank は、金利上昇の影響を受けて、来年には約 10%の下落を予測しています。また、オーストラリアの株式市場は2021年に年率13%の上昇を記録しましたが、 Commonwealth Bankは2022年には5%の上昇にとどまると予想しています。

その他のオーストラリア経済のリスクとしては、COVID-19 ウイルスの新たな変異株の出現、オース トラリア最大の貿易相手国である中国との更なる緊張関係、5月に予定されている連邦選挙による政府の支出や税制への影響などがあります。

ANZ のチーフエコノミストであるリチャード・イェツェンガは、「景気刺激策によって経済成⻑と失業率の低下を実現することはひとつのアイディアだが、景気刺激策が終了した後に持続的な繁栄を実現させることはまた別のチャレンジであり、これが2022年の真の課題である」と述べています。

COVID-19によるロックダウンで大きな打撃を受けたオーストラリアの経済セクターは、2022年には回復していくことが期待されています。

オーストラリアのスコット・モリソン首相は、2020年3月以来閉鎖されている海外からの渡航について、近いうちに観光客やその他の旅行者に全面的に解禁する可能性を示唆しています。(ワクチン接種を受けた日本国⺠は、既に2021年の12月15日か らオーストラリアへの渡航が認められています。

これにより海外旅行が再開されれば、オーストラリアの教育や観光業界にも光が射し、小売業やその他の企業にも追い風となることでしょう。

みなさま、久しぶりの海外旅行や留学の行き先に、ぜひ一度オーストラリアをご検討されてみてはいかがでしょうか?(HelloKids事務局)



 
 

Happy New Year 2022

皆様、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、昨年2021年12月15日より、新型コロナワクチン接種を完了した日本国籍の渡航者の入国措置が緩和されております。また、12月23日以降には下記の州において直行便での入国が可能、及び到着後72時間の自己隔離も不要となりました。詳細はこちら(オーストラリア政府・日本語サイト)


・ニュー・サウス・ウェールズ州 (New South Wales)

・ビクトリア州 (Victoria)
・オーストラリア首都特別区 (ACT)


渡航条件:

① 日本国籍(日本のパスポートを保有していること)
② 有効なオーストラリアのビザを保有していること(観光ビザ・学生ビザ・ワーキングホリデービザなど
③ ワクチン接種を完了しており、証明書を保持していること
④ 直行便でオーストラリアに渡航すること
⑤ 出発前3日以内に受けたPCR検査の陰性結果を提示すること

ただし、弊社運営のアーリーラーニングセンターがあるクィーンズランド州に日本を含む海外より入国される場合は、上記の加えて引き続き14日間の自己隔離が必要です。

*2023年1月3日現在、日本はクィーンズランド州が規定するSafe Travel Zone Countryには含まれておりません。現状は、New Zealandのみ対象。

尚、入国に関する規定についてはオーストラリア連邦政府、及び入国予定の各州政府、双方の規定を遵守することが必要です。

オーストラリア連邦政府 ウェブサイト
クィーンランド州政府 ウェブサイト

弊社からも最新情報を随時アップデート致しますが、詳細は上記サイトをご覧頂きますようお願い申し上げます。ご不明な点などございましたら、メールにてお気軽にお問い合わせ下さい。(HelloKids事務局)

2032年 Brisbaneオリンピックへの高まる期待

2032年、クィーンズランド州の州都ブリスベンにて夏季オリンピックが開催されます。世界的なイベントであるこのオリンピックの開催に、オーストラリアと世界の人々は一体どんな期待を寄せているのでしょうか? 

ブリスベンにおける2032年オリンピック・パラリンピック招致は、2015年に市長会議(SEQ)が長期的なインフラ計画の一環として招致の可能性を調査することに合意したことから始まりました。 

その後、実際に招致活動が活発化したのは、国際オリンピック委員会(IOC)がブリスベンを「優先開催地」として認めた20212月のことでした。そして6月、IOCは、ブリスベンを2032年大会の優先候補地として正式に推薦をしたのです。 

オーストラリアがいくつものライバル国を抑えて成功を収めたのは、ちょうど今年の東京オリンピックが始まったばかりの721日のこと。トーマス・バッハIOC会長は、現地時間の午後630分頃、5回オリンピック競技大会はオーストラリアのブリスベンに決定した と世界に向けて発表しました。 

クィーンズランド州のアナスタシア・パラシェ首相は、この決定を歓迎し、次のように述べています。「我々クィーンズランド州はスポーツを愛する州であり、これにより新たな黄金時代が到来することになります。今夜は、クイーンズランド州のすべての人にとっての勝利です。」

在ブリスベン日本国総領事の田中一成氏も、IOC の発表を歓迎し、次のようにツイートしています。「おめでとうございます。2032 年は、クィーンズランド州の素晴らしさを世界に示すことになるでしょう。」

2032723日から88日まで開催される世界最大のマルチスポーツイベント、ブリスベン・オリンピック。オーストラリアはこの世界的なイベントの成功に向けて、既に動き始めています。

 

オーストラリアのオリンピックの歴史

オーストラリアでオリンピックが開催されるのは、2032年のブリスベンが初めてではありません。1956年にビクトリア州の州都メルボルンで開催された後、44年後の2000年にはシドニーに再びオリンピックがやってきました。

オーストラリアは両大会ともメダル獲得数で3位、4位と大成功を収め、シドニー大会ではIOC会長をはじめ多くの評論家から「史上最高の大会」と評されました。 

また、オーストラリアは、近代オリンピックのすべての大会に選手を派遣した2つの国のうちの1つであり、国民のスポーツへの関心の高さを示しています。 

またブリスベンは、過去に46カ国から1,500人以上のアスリートが参加した1982年のCommonwealth Gamesなど、大きな国際イベントを開催した経験もあります。 

 

ブリスベン 2032

ブリスベンでは、大会開催による経済効果を期待しており、観光・貿易面で46億ドル、健康、ボランティア、地域社会などの社会面で35億ドルの効果が見込まれています。 

ブリスベン市議会は、ブリスベン・メトロの交通網、ブリスベン・リバーに架かるグリーン・ブリッジ、ビクトリア・パークの改造など、大会に向けて市内のインフラを強化するための多くのプロジェクトがすでに進行中であることを発表しました。 

クィーンズランド州の州都には、オリンピックの32の競技会場のうち18の会場が設置されるほか、国際放送センター、メインプレスセンター、オリンピック・パラリンピック選手村などの主要な施設も設置されます。 

今回のオリンピックは平均気温が920度のブリスベンの冬に開催されるため、競技を行う上でも非常に適した環境と言えます。また、ブリスベンは年間300日以上の日照時間を誇り、もともと屋外でのアクティビティには最適な気候であることもよく知られています。 

 

スポーツ以外にも見どころ満載の街、ブリスベン

オーストラリア3の都市であるこの街は、テーマパークやビーチのあるゴールドコーストから北へ車で1時間、大自然に囲まれたサンシャインコーストから南へ約90分のところにあります。 

またブリスベンは、多様な文化を持つ人々に支えられ、フードシーン活気に満ちています。現在、都市部のリバーフロントや市内の人気スポットには、数多くのレストランやカフェが広がっています。 

オーストラリアで最も多くの人が訪れるアートギャラリー「QAGOMA」や、州内でも有数のパフォーミングアートスペース「QPAC」があるサウスバンク地区は、アート好きにはたまらない活気に満ちたカルチャーシーンが有名です。 

ブリスベン経済開発庁EDAは、「オリンピック期間中に世界中からブリスベンを訪れる観光客は、心から歓迎されるでしょう」と語っています。 

「都心で体験できるカルチャー、アボリジニ・トレス海峡諸島民の芸術・文化体験、ビーチや山間でのアクティビティなど、観光の魅力は数え切れないほどあり、これらはすべて、ブリスベン地域全体での観光客需要を拡大することでしょう。」 

また、W BrisbaneCrystalbrook VincentThe Calile HotelEmporium South Bankなどの新しい高級ホテルが開発され、「5,000室以上の新しい客室と会議・イベント用施設が提供される 」予定になっています。 

ブリスベンは日本との時差も1時間のみで、成田空港から直行便を利用すれば約9時間で訪れることができるのも、日本人観光客にとっては魅力の一つかもしれません。 

またEDAは、「ブリスベンは、国際会議、コンベンション、ビジネスイベント、スポーツ大会などの開催において、オーストラリアで最も注目される都市です。オリンピック都市として世界の舞台に立つブリスベンは、世界水準の会議施設、国際水準のスポーツスタジアム、無数のホテル、亜熱帯のライフスタイル、多様なツーリスト向けの体験アクティビティを誇り、ヒンターランドの山々から美しいビーチまで、恵まれた自然景観に囲まれています」と述べています。

いかがでしたでしょうか?オーストラリア第3の都市、ブリスベンにご興味をお持ち頂けたでしょうか?お子様との親子留学と共に、ぜひ現地でしか味わえないたくさんの体験をして頂きたいと思います。(HelloKids事務局)

 

 

 

12月1日よりオーストラリアへの渡航再開(※一部の州のみ)

オーストラリア政府の発表によると、12月1日より新型コロナ感染症対策としてのワクチン接種を二度完了した日本国籍の方は、オーストラリアへの入国が認められることになりました。

事前のPCRテストの受診による陰性証明の準備は必要となりますが、これにより長らく制限されていた一般旅行客を含む日本人の方のオーストラリアへの渡航が可能となります。尚、入国後の隔離の必要もありません。

ただし、現時点(2021年11月24日)では渡航可能な州はニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、首都特別地域に限定されており、グローバルスカイ・エデュケーションが運営するセンターの多くが位置するクィーンズランド州への渡航については未だ解禁されておりません。

あくまでも現時点での可能性ですが、同州でのワクチン接種率が90%を越える見込みの2022年1月初旬以降には、更なる規制緩和などの対応が期待されます。

弊社からも随時最新情報をアップデート致しますので、ぜひご参考になさってください。(HelloKids事務局)

詳細はこちら

オーストラリアへの移住と移民の歴史

オーストラリアは整備された都市環境、広大な大自然、多国籍な文化を持つ人々、そして堅実な経済力により、世界でも移住先として高い人気を誇る移民国家です。

 

こちらではオーストラリアへの移住を検討している方のために、「ダウンアンダー」での移住の歴史を含め、移住する前に検討が必要なステップについてご紹介します。

 

移民国家、オーストラリア

オーストラリアには、18世紀にイギリスからやってきた「第一次開拓者」から、戦後のヨーロッパからの移民、1970年代のベトナム人、そして中国やインドなどからの新しい移民まで、さまざまな移民の歴史があります。

1788年にヨーロッパ人による入植が始まった際、オーストラリアの人口は約40万人と推定されていました。最初の移民は、イギリスとアイルランドから輸送された囚人で、1840年までに約8万人がシドニーに到着しました。

その後、オーストラリアへの移住を希望する一般市民が増え出し、1850年代に金が発見されるとさらに多くの移民が押し寄せました。イギリスやアイルランドだけでなく、ヨーロッパ、中国、アメリカ、近隣のニュージーランドや南太平洋などから、この10年間で約60万人が移住してきました。

1901年の連邦制施行時には、オーストラリアの人口は400万人近くになり、そのうちの約4人に1人が海外で生まれた人々によって占められることになります。イギリスやアイルランドの血を引く人が多い一方で、ドイツ人を中心としたヨーロッパ人や中国人も多くいました。

しかし、連邦制の制定に伴い、オーストラリアはイギリスやアイルランドからの移民を中心とし、アジアやその他の地域からの移民を事実上、徐々に排除する政策に変わっていきます。

第二次世界大戦後には、オーストラリア政府は「人口を増やすか、国を滅ぼすか」というスローガンを掲げ、新たな政策を採用しました。人口増加のためにイギリス人を中心とした移民を積極的に受け入れましたが、この政策によりイタリア人、ドイツ人、ギリシャ人、ポーランド人など、戦争で荒廃したヨーロッパからも多くの移民がやってくることになります。

その後オーストラリアは徐々に移民政策を緩和していくことになり、1973年には「白豪主義」が廃止され、すべての移民が平等に扱われるようになります。

ベトナム戦争後にも、ベトナムとカンボジアから多くの移民がオーストラリアに移住し、続けて東ティモールや中国、中東からの移民もこの流れに加わっていきます。

それまで最大の割合を占めていた英国からの移民は、ニュージーランドに次いで2位になりましたが、その後、中国に抜かれ、さらにインドやスーダン、アフガニスタン、イラクからの難民も新たに増えていきます。

こうして1945年にオーストラリアの移民局が設立されて以来、約750万人の人々がオーストラリアに移住しました。これにより、オーストラリアの人口は2,500万人以上に増加し、いわゆる多文化・多国籍社会となっています。

2016年の国勢調査によると、オーストラリア人の約半数が海外で生まれたか、少なくとも片方の親が海外で生まれた人で、オーストラリア人の5人に1人以上が家庭で英語以外の言語を話しています。オーストラリアに次いで多かった出生国は、イギリス(人口の5%)、ニュージーランド(2.5%)、中国(2.3%)、インド(2.1%)でした。

また、最新の国勢調査では、オーストラリアに住む日本人は42,421人となり、2011年の国勢調査から約20%増加しました。日本人の人口が最も多いのはニューサウスウェールズ州の約1万4,000人、次いでクイーンズランド州の約1万2,400人、ビクトリア州の約8,500人、西オーストラリア州の約4,200人となっています。

オーストラリア統計局によると、2020年度、オーストラリアに住む移民の数は760万人以上で、人口の約30%が海外で生まれたたという計算になります。尚、同年のオーストラリアへの純海外移住者数は19万4,400人とされています。

しかし現在はCOVID-19のパンデミックにより、オーストラリアの国境は原則的に閉鎖されているため、国境が再開されるまでは、新規の移民の数は大幅に減少すると予想されています。

 

 

オーストラリアへ移住をするには?

海外への移住は、大きな決断です。

オーストラリアでは、連邦政府や州政府、そしてさまざまな非営利団体が移住者にさまざまな支援を提供しており、移住を検討される方には心強いサポートとなっています。

例えば、ビクトリア州政府は、移住前に下記のようなステップを推奨しています。

 

  • ステップ1:現地での仕事を探す – ビクトリア州政府は、現地での就職をサポートするための様々な情報を提供しています。中でも最大級の掲載情報を誇るのはseek.com.auです。 
  • ステップ2:出発前のチェックリストを使って移住計画を立てる – 住居の確保、予算の策定、手続きを簡単にするための移住エージェントの利用を検討しましょう。 
  • ステップ3:ビザの申請 – オーストラリアへの移住に際しては、ビジネスビザや投資家ビザの他、技能移住ビザ、就学・訓練ビザ、家族・パートナービザなど、さまざまなビザがあります。永住権を取得する一般的な方法としては、ファミリー・ストリーム、ワーク・ストリーム、ビジネス・投資家ストリームの3種類の永住ビザがあります。

オーストラリア政府が発行している「Beginning a Life in Australia」は、移民の方に役立つ様々な生活情報を提供しており、日本語を含む39種類の言語で提供されています。

クイーンズランド州政府も、オーストラリアの賃金や雇用条件、祝祭日、海外で取得した資格の認定など、様々な情報を提供していますので、参考にされると良いかもしれません。

海外への移住は、困難なこともありますが、国内では決して経験できないような新しい機会や経験を得ることができます。

世界情勢的には少しづつアフターコロナ・ウィズコロナの世界の展望が見えてきたこのタイミングで、一度じっくりと海外移住についてご検討頂くのも良いかもしれません。(HelloKids事務局)

 

 

オーストラリアのコロナの状況について(2021年8月27日現在)

コロナ感染数の現状

8月27日現在、オーストラリアでは1日あたりの新型コロナ感染症への新規感染者数が1,000日を超える日が出てきており、ニューサウスウェールズ州のシドニーなど主要都市では厳しい外出制限などを含むロックダウンの実施が2ヶ月以上も続いています。

ロックダウンは日本の緊急事態宣言よりも人々の行動に強い制限をかける措置であるため、反発する一部の市民がデモ活動を展開し、警官との間で衝突するという事態にも発展してしまいました。

 

参考) Coronavirus (COVID-19) at a glance – 26 August 2021 – Health.gov.au

また、こうしたオーストラリア国内のコロナ感染状況と人々の受け止め方には、各州によっても差が生じています。

ブリスベンやゴールドーストを擁するクィーンズランド州では、日々の新規感染者数が継続的にほぼゼロで推移していることもあり、隣接するニューサウスウェールズ州との境界にチェックポイントを設け、州間の人々の移動を厳しく制限しています。

現在、デルタ株による新規感染が増えているニューサウスウェールズ州からの人々の移動を大きく抑えるため、建設業やチャイルドケアなどこれまではエッセンシャルワーカーのカテゴリーに属していた労働者も、入州が認められない状況になっています。

一方、危機感の増すニューサウスウェールズ州では、ここに来て日々のワクチン接種のスピードが上昇し、世界的にも速いペースで進んでいます。

”ゼロ・コロナ政策”からの方針転換とロードマップ

オーストラリアのスコット・モリソン首相は、これまでのゼロコロナ政策を見直し、一定の割合にまでワクチン接種率が到達した場合、コロナとの共存を目指す政策へ方針転換を行うことを明言しました

また、以前より掲げられていたAfter コロナ(With コロナ)に向けたロードマップの4段階において、それぞれのステージに進めるための目安となるワクチン接種率が具体的に明言されました。

 

Government’s four-stage plan to return to normal


Phase A: Vaccinate, prepare, pilot (2021年8月27現在)

・海外からのコロナ侵入を防ぐため国境を閉鎖

・クラスターが発生した場合にロックダウンを実施

 

Phase B: Vaccine transition phase (70%のワクチン接種率到達後に開始)

・ワクチン接種完了者の旅行上限者数を拡大(現在は一部の特別免除者とビジネス従事者のみ可)

 

Phase C: Vaccination consolidation phase (80%のワクチン接種率到達後に開始)

・ワクチン接種完了者のオーストラリアへの帰国制限を撤廃

・ワクチン接種完了者の海外渡航制限の撤廃

・ロックダウンは最終的な措置としての位置付け

 

Phase D: Final post-vaccination phase

・感染リスクを持つ海外からの旅行者へのみ隔離措置を実施

・ブースター摂取の検討

 

状況は日々変化していますので、確実なことは誰にもわからない状況ではありますが、これらによるとワクチン摂取率が70%、または80%に到達をした段階で、これまでの海外渡航規制が徐々に緩和・撤廃されていく計画であることが伺えます。

仮に現在のワクチン摂取ペースが維持された場合、70%への到達時期はおよそ10月末、80%へは11月中旬頃と予測されますが、今後のワクチン供給の状況や世論、人々の意識の変化などにより大きく変動することも予想されます。

ただ、明るいニュースとしてはQantas航空をはじめとする主要航空会社が今年度中を目処に、徐々に国際線の運行便を再開、増加させていくことも発表されています。

現在の閉塞感漂う状況から、少し変化の兆しが見えてきたオーストラリア。今後の動向にも注目をしていきたいところです。(HelloKids事務局)