今のオーストラリアの様子は?(2022年6月現在)
コロナウイルスの世界的な流行により、2年近くもの間ずっと閉鎖されていたオーストラリアの国境も現在は既にオープンになっています。 久しぶりの海外旅行や留学目的で訪れる人々が増えてきているオーストラリアは、果たして現在どのような様子なのか、ご紹介していきたいと思います。 2022年2月21日、海外からの入国が可能になったこの日、オーストラリア各地の空港では久しぶりの家族の再会を喜び合う声が上がりました。 Dan Tehan大臣(Minister for Trade, Tourism and Investment )は、「観光産業に従事する66万人もの人々にとって、これはとても素晴らしいニュースだ」と述べました。 コロナウイルスが発生する以前の2019年、オーストラリアは約950万人もの旅行者を海外から受け入れていましたが、パンデミック時にはほとんどゼロに近い数字にまで落ち込んでしまいました。 オーストラリアは、コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、他国と比べても非常に厳しい入国規制を設けていました。 しかし、感染拡大を徹底的に防ぐという方針から、コロナとの共存へと、大きく舵を切ったオーストラリア政府。 この政策転換を経て、オーストラリアはついに入国規制の大幅な緩和へと歩みを進めることになったのです。 ワクチン接種の必要性 オーストラリアの国境は、AstraZeneca、Pfizer、Modernaなど、政府により認可された認められたワクチンを2回接種した渡航者に開放されています。この2回の接種は、少なくとも14日間の間隔を空けて行われ、オーストラリアに到着する前に2回目の接種から少なくとも7日間が経過している必要があります。 飛行機でオーストラリアに入国する旅行者は、入国前にデジタル旅客申告書(DPD) によりそのワクチン接種の証明を提示することが法律で義務付けられています。このDPD には、便名、パスポ […]