【ただいま準備中!】親子で楽しめる英会話レッスンについて

こんにちは!Hello Kidsコーディネーターの斉藤です。

5年ほど前にオーストラリアへ親子留学し、当時4歳だった息子はHello Kidsのチャイルドケアに通っていました。今でもかけがえのない思い出です♪

さて、現在Hello Kidsでは、親子で楽しめる英会話レッスンのご提供開始に向けて準備をしております。私もレッスン開発メンバーの一員ですが、私の親子留学の経験も踏まえながら、たくさんの親子に英語を楽しんでもらえるよう講師共々日々準備に励んでいます!

レッスンは、お子さま向け親御さま向け、2種類ご用意しています。

本日はそれぞれのレッスンに秘めた我々の想い、そしてコンセプトを少しだけお伝えできればと思っています。

 
 

お子さま向けレッスン

お子さま向け英会話の講師を担当するのはTroy

日本で10年以上お子さま達に英語を教えてきたベテラン先生です。

遊びながら楽しくレッスンを進めていくのが得意♪

Troyは長い講師生活の中であることに気づいたそう。

 

それは、

 

「英語習得のスピードが速いお子さまの親御さんはご自身も英語を学んでいる」

 

ということ。

 

元々英語ができる方ばかりではなく、初めはまったくのビギナーレベルでもご自宅で洋画を見ながら簡単なフレーズを繰り返し口に出してみたり、英語の絵本を読んでわからない単語をお子さまと一緒に調べたり、中には英検にチャレンジするお母さまもいたそう。

難しい英語の知識や流暢に話せることが必要なのではありません。

隣に英語を楽しむ親御さんの姿がある、そのような環境のお子さまは英語に対する抵抗感が少なく、また英語がわからないということへのネガティブな意識も低いのです。

逆に英語が嫌いになってしまうお子さまの中には、英語が義務になっているケースがみられます。英語の時間、すこし間違えてしまったり言い淀んでしまったときにママの顔色を伺ってしまう・・・

親御さんの大きな期待が時にお子まさにとってプレッシャーになってしまうことも・・・(私も子育て中の身、そのお気持ちもよくわかります!)

しかし英語はコミュニケーションの手段です。

ハッピーでリラックスした雰囲気の中でこそ育まれると考えています。

我々のお子さま向け英会話レッスンの中では親御さまへのワンポイントアドバイスやご自宅でできる親子英会話をご紹介しようと考えています。

親御さんもぜひレッスンに参加して、ご自宅でもお子さまと一緒に習ったフレーズを復習してみてくださいね。

 
 

レッスン内容(お子さま向け)

導入あいさつフォニックスゲーム・
歌・ダンス
ボキャブラリーShow & Tell親御さま向け
アドバイス
5分10分5分10分10分 5分

元気なあいさつはコミュニケーションの基本!

正しい発音の定着・アルファベットの習得

ブレイクタイム!

オーストラリアの幼稚園でよく使うフレーズなどを学びます。

みんなの前で自分を表現する力をつけていきます

レッスンの振り返りとおうちでできる簡単な英会話などをご紹介

*お子さまの様子に合わせて適宜レッスン内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。
 
 

お子さまへの指導方針は「自信・自己肯定感をつける」ことです。

英語はコミュニケーションの手段だとお伝えしました。いくら英語の知識があっても伝えたいこと、それを表現できる力、その度胸がないと英語を話すことはできません。それらを身につけるには「自分はありのままで受け入れられる存在である」という自己肯定感がとても重要だと考えています。

これはオーストラリアの幼稚園での教育方針でもあります。自信・自己肯定感は英語を話すベースであると考えています。Hello Kids英会話の中では一人ひとりのお子さまの個性を大切に、できないことよりもできることに目を向けてたくさん褒める指導を心がけてまいります。

 
 

お子さま向け英会話レッスン 無料モニター募集中!
11月30日(水)16:00-17:00 South by Terra (恵比寿)

お申し込みはこちらからどうぞ!!

 
 

親御さま向けレッスン

こちらはオーストラリアに親子留学を検討されている方向けに全8回完結型のレッスンです。空港で、現地のホテルで、日常生活で役立つ実践的な内容となっています。海外で英語でコミュニケーションを取る親御さまの姿は、お子さまにとって良い影響と刺激を与えることでしょう。

詳細は後日Hello Kidsのホームページでお知らせいたします。

長くなってしまいましたが、我々のレッスンへの”想い”を少しでも受け取っていただければ幸いです。

さて、このあと数回に渡って、私、斉藤が親子留学したときの経験も踏まえながら、渡航前こんなことを勉強しておけばよかったな、滞在中は幼稚園でこんな会話をよくしたな、というお話をしていきたいと思います。

お楽しみに!

 
 

「保育実習と言語学習を同時にできました!」【HelloKids Trainee】

Hello kids Trainee (保育実習プログラム)にご参加頂いていたHinaさん。

ゴールドコーストにあるSouthport Child Care Centreで4日間の体験実習を終了され、ご感想を頂きました。

「4日間ありがとうございました。

短時間でしたが、もう少しいたかったなと感じるほど楽しい時間を過ごすことができました!

子どもたちは日本と同じく純粋で自由でとても可愛かったです。

絵本の主人公になりきった子どもたちの姿も見ることができて、book weekに来ることができたことを嬉しく思います。

本日のお散歩もとても楽しい時間でした!

私は英語を上手く話すことができませんが、先生方に優しくしていただき、様々な面で助けていただきました。とても感謝しています。その点では保育だけでなく言語の面でも勉強になりました。

また、休憩室では様々なお話を伺うことができ、日本でもオーストラリアでも保育士の需要の高さや課題など、似ていることも多いと感じました。

普段、日本では見ることのできない光景ばかりでとても刺激になり、改めて保育の幅広さを感じ、自分の考え方を柔軟にするきっかけになりました。

残りの大学生活では今回の経験を周りにも共有しながらしっかりと活かしていきたいと思います。

最後になりましたが、今回は貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。

先生方にもよろしくお伝えください。

長文失礼致します。」

こちらこそ素敵な笑顔でセンターの雰囲気をさらに明るく変えて頂いてありがとうございました!

今回のご経験が今後のさらなるご活躍につながるよう、スタッフ一同願っております。(HelloKids事務局より)

憧れのライフスタイルをオーストラリアで

オーストラリアはしばしば、「Lucky country」と呼ばれることがあります。

高い生活水準や自然が豊富な国土環境、年間を通じて過ごしやすい気候など、こう呼ばれるのにはさまざまな要因があります。

控えめに見ても、オーストラリア国⺠が世界最⾼⽔準の⽣活とライフスタイルを謳歌しているのは、この国を訪れたことがある方ならご存知かもしれません。

近年、投資銀⾏のクレディ・スイスが実施した調査において、オーストラリア⼈は世界でも有数の「裕福な」国⺠と位置づけました。

この調査によると、2020年の成⼈⼀⼈当たりの資産の中央値は23 万8070⽶ドルで、2位のベルギー(23万5550⽶ドル)、3位の⾹港(17万3770⽶ドル)を上回る結果をなりました。

同調査によると、⽇本は11位に位置し、成⼈⼀⼈当たりの資産の中央値は122,980⽶ドルでした。

また、平均値を見るとオーストラリア⼈は483,760ドルで4 位であり、⾹港、⽶国、スイスに次ぐランクに入っています。

 
 

10⼈に1⼈がミリオネア?

統計上では、オーストラリア⼈のおよそ10⼈に1⼈の割合の人々がミリオネア(純資産1億円以上の保有者)であり、約180万⼈の国⺠がこのカテゴリーに位置付けられます。

また、クレディ・スイスは、住宅及び⾦融資産の増加や継続的な経済成⻑により、オーストラリアにおけるミリオネアの数は5年以内に300万⼈以上に増えると予想しています。尚、日本では同レベルの資産を持つ人々の数はおよそ360万⼈とされていますが、人口比率を考慮する(オーストラリアは約2,500万人)と、この数値は非常に興味深いものです。

クレディ・スイスのマイケル・マー⽒は、「(オーストラリア準備銀⾏が)世界各国の中央銀⾏と連携して⾦利を引き下げたことは、2020年の世界の長者番付におけるオーストラリア人のランク変動にも大きな影響を及ぼし、国内の株式市場と住宅市場の相場上昇を促進した」と、news.com.au に語っています。また、2020年にかけて急速に進んだ豪ドル⾼も、オーストラリアの順位に⼤きく影響していると言えるでしょう。

オーストラリアは名⽬国内総⽣産(GDP)がおよそ1.7兆ドルで世界13位。3位に位置する⽇本の4.9兆ドルと⽐べても、人口比率を考えれば同程度の水準と言えるでしょう。尚、国際通貨基⾦(IMF)による推計では、⽶国が25.3兆ドルで1位となっています。

一方、世界銀⾏によると2021年の⼀⼈当たりGDPは、⽇本の約39,000⽶ドルに対し、オーストラリアは約60,000⽶ドルと、非常に高い値を記録しています。

オーストラリア国内の雇用環境に目を向けてみると、仕事も⽐較的⾒つけやすく、15歳から64歳までの約73%が有給の仕事に従事しており、OECDの平均である66%を上回っています。

2022年6⽉には、国内の失業率がわずか3.5%にまで低下し、過去48年間でも最低の⽔準となりました。

しかし、加速するインフレの影響を受けたオーストラリアの中央銀⾏による最近の利上げにより、国⺠の資産の蓄積は徐々に鈍化していく傾向にあると思われます。こうした⾦融引き締めの状況下、2022年の株式市場と不動産市場はともに下落に転じています。

また、オーストラリアでは所得においても格差が生じています。所得格差を表すジニ係数の値は、2021年に0.33となり、OECD加盟国33カ国中11番目と、比較的高い値を示しています。これによるとオーストラリアの富裕層1%の資産額は、下位60%のカテゴリーに属する人々の資産の約50倍と推定されています。

 
 

健康的なライフスタイルで平均寿命が伸びた?

平均寿命の伸びにも表れているように、オーストラリア⼈は健康的なライフスタイルを享受しています。

オーストラリア統計局(ABS)によると、2021年に誕生した男の⼦の平均寿命派81.2歳、⼥の⼦は85.3歳と予想されています。

ABS⼈⼝統計局⻑のベイダー・チョウは、「オーストラリア⼈の平均寿命は、ニュージーランド、イギリス、アメリカなどよりも長く、⽇本、シンガポール、スイスよりはやや低い」と見解を述べています。

最近のデータによると、⽇本人の平均寿命は、⼥性が87.57歳、男性が81.47歳となっています。

また、オーストラリア⼈は⽣活満⾜度も⾼く、2015-17年のスコアは10点満点中7.3点で、OECD加盟国中8位となっています。

環境面に目を向けてみれば、オーストラリアはOECD加盟国の中で4番⽬に⼤気汚染の影響が少ない国で、そういった点においても安心して暮らせる環境と言えるでしょう。

しかし、2017-18年に行われたABSによる調査では、オーストラリアの成⼈の67%が体重過多または肥満状態であり、2014-15年の前回調査の63.4%からやや増加しています。2030年には、1,800万⼈以上のオーストラリア⼈が体重過多または肥満になると、専門家は懸念しています。

世界的なパンデミックを引き起こした新型コロナウイルスはオーストラリアにも影響を与え、2022年8⽉31⽇現在、累計で約1,000万⼈の感染者が報告され、これまでに約1万4千⼈の死者が出ています。

しかし、OECDは総合的に見て、オーストラリア人のライフスタイルを⾮常に肯定的に評価しています。

これは、オーストラリアが他の国々と⽐較しても、多くのWell-beingを図る指標において⾼い数値を⽰していことが要因です。

「所得、仕事、教育、健康、環境、社会とのつながり、市⺠活動、全体的な⽣活満⾜度など、あらゆる指標において、オーストラリアは平均を上回っている」とOECDは結論付けています

今後のさらなる⾦利上昇により、オーストラリアにおける経済成⻑の抑制が予想されていますが、それでも2022年には4.2%、2023年には2.5%の経済成⻑が⾒込まれ、今後もパンデミックからの「堅調な回復」を継続する傾向にあるとOECDは述べています。

サービス業や農業、資源関連の主要産業は引き続き好調を保ち、観光業についても徐々に回復傾向にあります。

これらのことから、オーストラリアはこの変化の激しい現代において、世界的に見ても注目すべき国のひとつであることは間違いないでしょう。

海外へのご旅行だけでなく、短期・長期の移住をご検討中の方、そしてお子様の海外体験にご興味をお持ちの親御様。

HelloKids(体験入園プログラム)を活用して、オーストラリアの地を訪れてみませんか?

まずはお気軽にご相談下さい。(HelloKids事務局より)
 
 

「大切な宝物ができた2週間でした」【HelloKids】

 
ついにこの時が来てしまいました。

日本から、オーストラリアの幼稚園に体験入園しに来て下さったこちらのファミリーも、いよいよ最終日。

寂しい気持ちと、たくさんの笑顔を見れた嬉しさとが混じり合うこの瞬間。
 


 
お父様とお母様より、HelloKids(体験入園プログラム)への参加についてのご感想を頂戴しましたので、掲載をさせて頂きます。
 
 
(お父様)

「おかげさまで私たちはゴールドコーストで素晴らしい時間を過ごすことができました。

特に、Chikaは御社の幼稚園がとても好きになったようです。 テーマパークや日本の幼稚園などよりも、今回過ごした幼稚園がすごく気に入っているようで、もっと滞在したかったと言っていました。
 

 

 
また、一緒に参加をさせて頂いたKeitaも非常に満足していた様子です。この2週間、彼のたくさんの成長を感じることができました。丁重なサポートを頂き、大変感謝しております。ありがとうございました。」
 
 
(お母様)

「先生方は皆さん優しく、フレンドリーで、すぐに子どもたちはそんな先生たちを大好きになっていました。


センターでは毎日様々なイベントが行われていたり、美味しい給食が出たり。日本の幼稚園よりものびのびと遊ぶことができ、娘はずっとここの幼稚園に通いたい!と泣く程でした。
 

 

 

私は英語が話せないのですが、日本語で(現地の担当者と)LINEを使って連絡ができたので、何も困ることはありませんでした。また、毎日たくさんの写真を撮影・共有頂き、スマホから確認することができるので、その日の振り返りを子どもたちとするのがとても楽しかったです。
 


 
 
最終日に頂いた、幼稚園で過ごした様子を収めた写真や作品集は、大切な宝物です。2週間ありがとうございました。」
 
 

 
この2週間が子どもたちだけでなく、親御様含むファミリー全体での良い時間となったことを願っております。
 
ご参加頂き、ありがとうございました!(HelloKids事務局より)
 
 

ご感想を頂きました!【HelloKids Trainee】

グローバルスカイ・エデュケーションが運営しているchildcare centreでは、お子様の体験入園HelloKids)だけでなく、保育士の方向けの現地実習プログラムHelloKids Traineeをご提供しております。

このプログラムは、日本で保育士としてのキャリアアップを目指す方のみならず、海外の幼児教育について学びたい方国際的に保育士として活躍したい方など、様々な目的をお持ちの方へ向けた内容です。

*オーストラリアのチャイルドケアセンターへの就職を保証したり、CertificateⅢ及びDiploma等の資格を取得できるプログラムではありません。

今回は日本から新たに2名のお客様にご参加頂き、感想を伺うことができましたのでご紹介させて頂きます。

「本当はワーキングホリデーでオーストラリアへ時に参加する予定だったHelloKids Trainee(保育士実習プログラム)。帰国後に参加しなかったことをずっとできなくて後悔していたんです。

今回再びオーストラリアへ来ることができたのですが、スケジュールの関係でなかなか難しく、半ば諦めていました。

そんな時、グローバルスカイ・エデュケーションさんがゴールドコーストで運営しているSouthport Child Care Centreさんで、1日からでも保育実習に参加できることを知りました!

短い時間でしたが、参加することができて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

日本とオーストラリアの保育(方針)の違いや、環境の違い、そして英語で業務を行う難しさも含めて良い勉強になりました。

実習中は、もっと自分から積極的に動きたかったのですが、緊張と慣れない英語での業務への不安でなかなか率先して動くことが出来ず、正直少し申し訳なさも感じました。

今回HelloKids Traineeに参加をさせて頂いて、やっぱりいつかはオーストラリアの幼稚園で働いてみたいという思いと、英語の勉強を頑張ろうという気持ちが一層強くなりました。」(Minami Ochi さん)

 
 

「本日はありがとうございました!!貴重な体験が出来てとても光栄でした。ますますオーストラリアの保育に興味を持つことができました!この経験を日本での保育業務にも活かしたいと思います!」(Marina Nomoto さん)

 
 
お二方ともとてもご満足頂けたようで、スタッフ一同、大変嬉しい限りです。
今後ますますのご活躍を願っております!(HelloKids事務局より)
 
 

幼少期から英語を学ぶメリット

幼少期からの語学学習は、脳の発達や社会性の向上だけでなく、認知スキルを高め、生涯に渡る長期的なベネフィットをもたらすことが明らかになっています。また、研究者たちは子どもたちにとって第二言語の習得に向けた学習環境にしっかりと身を置くことが大切であることも併せて指摘しています。

Meta(旧Facebook)創業者のマーク・ザッカーバーグやテニス界のスーパースターであるセリーナ・ウィリアムズ、米国外交官のマドレーン・オルブライトなど、世界的に著名な人物にはバイリンガルが少なくなく、言語学習のベネフィットは十分に証明されていると言えるでしょう。
 
 

「実行力」の向上

第二言語の学習は、心理言語学者のマーク・アントニウが「実行力」と表現する、脳の最も複雑な機能を向上させることができます。マークはこの「実行力」を、「自分の注意をコントロールし、指示を出し、管理・プランニングを行う能力であり、無関係な情報を遮断し、重要なことに意識を集中させる」ことができる能力であると定義しています。また、「バイリンガルの人々は灰白質が増加し、白質が完全な状態になることで、脳がより健康になる」とも指摘しています。

さらにWestern Sydney大学の研究者は、日常的に複数の言語を使用することが、「アルツハイマー病の発症を遅らせるのに役立つ可能性がある」と主張しています。早期からの多言語の使用には懸念を示す論調もありますが、幼児期から複数の言語を同時に学習することの弊害は科学的に証明をされたものではなく、外国語としての英語学習が日本語能力に影響を与えることはないようです。
 
 

テストスコアの向上

幼児教育ジャーナルによると、小学校低学年からの外国語学習は「認知能力を向上させ、他の分野の成績にもプラスの影響を与え、リーディングと数学の学力テストのスコアが高くなることが研究で示されていると指摘しています。あるイギリスの研究者が、バイリンガルスクールに通い始めた段階の4〜5歳のモノリンガルの子どもたちを対象に、毎週外国語の授業がある子どもたち、そして言語学習の授業がない子どもたちと比較を行った調査があります。

それによるとバイリンガルスクールに通う子どもたちは、非英語学習者に比べて「クリエイティビティに関する優位性」を持っていることが明らかになりました。この結果において重要な点は、「週1回の限られた時間での言語学習体験でさえも、能力の向上度合いに影響を与えるが、さらなるクリエイティビティや柔軟性を高めるには、より深くバイリンガル環境に身を置く必要性がある」ことが示されたことにあります。

現代社会において、子どもたちに将来へのアドバンテージを授けたいと願う親御様にとって、第二言語の学習がひとつの鍵となるのは間違いありません。
 
 

文化的認識

英語のような外国語を学ぶことは、プライベートや仕事はもちろん、あらゆる場面においてお子さまの可能性を広げることができます。世界では20億人以上が英語を話し、話者数ではアメリカ、インドに次いで世界最大の言語となっています。

また、英語は世界的なビジネス言語であり、お子さまの将来のキャリアにとっても重要と言えるでしょう。河野太郎元大臣は留学中に英語を習得した経験が、ファイザー社とのコロナウイルスワクチンの購入交渉の際に役立ったと述べています。日本経済新聞によれば、「河野元大臣は夜遅くまでアメリカの幹部と話し、製薬会社から日本への出荷を早めることに成功した」とされています。日本が国を挙げて「グローバル人材」の育成を目指している今、幼少期のお子様に語学学習の機会を与えることは、今後の未来を担う世代である彼らにとって大きなアドバンテージとなることでしょう。
 
 

キャリア上のメリット

米国の調査によると、バイリンガルの社員はモノリンガルの社員よりも平均して高収入を得ていることが明らかになっています。職種ごとの基本給について比較してみると、平均して時間当たり5〜20%の違いがあることが明らかになっています。

第二外国語が特に役立つ職業の例としては、教育や医療、外交、翻訳・通訳などが挙げられます。採用担当としてキャリアの長いコーン・フェリーは、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアのヘッドハンター10人のうち9人が、バイリンガルであることは「今日のビジネス環境で成功するために不可欠」であると考えていることがデータより明らかになったと述べています。このように、日本企業の海外進出が進む中、英語などの第二外国語は大手企業への就職に有利に働く可能性が高いと言えるでしょう。

第二言語の学習にはさまざまな利点があり、お子様のより良い未来のためにはもはや必須の教育となっています。オーストラリア・日本間の渡航規制が緩和された2022年、まずはHelloKidsプログラムに参加して、現地の幼稚園に短期入園をしてみてはいかがでしょうか。(HelloKids事務局)
 
 

変革の時代と子どもたちのキャリア形成

2022年、今年はどんな年になるでしょうか。2019年に始まったコロナウイルスによるパンデミックも、見方は様々ですが既に社会との共存が徐々に進んできたように思います。今年こそは海外旅行や留学に、そうお考えの方も少なくないのではないでしょうか。

変化の加速する社会をどう生きるか?

さて、昨今はVUCAの時代と言われています。テクノロジーの発達や社会・環境の変化が過去のどの時代よりも大きく、そして早くなっている現代。今の子どもたちが社会へ出ていく今後10年〜20年間でこの傾向はますます加速していくものとみて間違いありません。

Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)

日本は豊かな自然に恵まれた国ですが、一方で災害リスクも少なくありません。内閣府の調査によると今後30年以内にM7.5前後の地震が発生する確率は99%に上り、南海トラフ地震は70%〜80%、首都直下地震は70%の確率で起こることが予測されています。

また、経済面に目を向けると今後各国のGDPランキングにおいても大きな変化が予測されています。PwC(プライスウォーターハウスクーパース)の調査によると、2021年時点で日本のGDPは世界第3位でしたが、2050年には8位と大きく後退し、代わりにインドやインドネシア、ブラジルなどが日本よりも上位にランクインしてくると見られています。

2021年

1位

米国

2位

中国

3位

日本

4位

ドイツ

5位

イギリス

6位

インド

7位

フランス

8位

イタリア

9位

カナダ

10

韓国

2050年予測

1位

中国

2位

インド

3位

米国

4位

インドネシア

5位

ブラジル

6位

ロシア

7位

メキシコ

8位

日本

9位

ドイツ

10

イギリス

その他にも、テクノロジーの進化や、労働人口の減少、高齢化社会の進展など、社会・経済が大きく変わる時代に、私たちと次の時代を担う子どもたちは生きていることをしっかりと認識し、今からできる準備をしておく必要があるのではないでしょうか。

国際的なキャリアの必要性

キャリア教育のオンラインスクールを運営するミライメイクの調査によると、子どものキャリア教育に関して、「親世代と異なる教育が必要」と考えている家庭(6歳~9歳の子供を持つ親)が9割を超えているというデータがありますその中でも「英語」や「ITスキル」については、学習の必要性をお感じの方も多いのではないでしょうか。

EF EPIの調査によると、日本の英語スキルは112カ国中78位と、相対的に低い状況です。グローバル化が進んだ現代では、オンラインミーティングや外国人の顧客や上司とのコミュニケーションにおいて、英語が必要な場面は少なくありません。上記の調査結果に対して、逆の視点で言えば、英語さえマスターしてしまえば、競争の激しい社会においてもキャリア形成という観点では大きく一歩抜け出すことができることを意味します。

豪州アーリーラーニングセンターへの体験入園

最近では大人だけではなく、子ども向けのオンライン英会話サービスなども増えてきていますが、やはり対面でのコミュニケーションや現地を実際に訪れて、体感することのメリットは少なくありません。

弊社は、オーストラリアのクィーンズランド州にて、複数のアーリーラーニングセンターを運営しております。また、日本から現地を訪れるお客さまに向けて短期体験入園サービス「HelloKids(ハローキッズ)」を展開し、ネイティブの英語や異文化に子どもたちが自然と触れられる機会と体験をご提供しております。

オーストラリアへの入国や日本への帰国時のお手続きなどについてもご案内しておりますので、ご興味をお持ちの方はまずはお気軽にこちらまでメールにてお問い合わせください。(HelloKids事務局)

12月1日よりオーストラリアへの渡航再開(※一部の州のみ)

オーストラリア政府の発表によると、12月1日より新型コロナ感染症対策としてのワクチン接種を二度完了した日本国籍の方は、オーストラリアへの入国が認められることになりました。

事前のPCRテストの受診による陰性証明の準備は必要となりますが、これにより長らく制限されていた一般旅行客を含む日本人の方のオーストラリアへの渡航が可能となります。尚、入国後の隔離の必要もありません。

ただし、現時点(2021年11月24日)では渡航可能な州はニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、首都特別地域に限定されており、グローバルスカイ・エデュケーションが運営するセンターの多くが位置するクィーンズランド州への渡航については未だ解禁されておりません。

あくまでも現時点での可能性ですが、同州でのワクチン接種率が90%を越える見込みの2022年1月初旬以降には、更なる規制緩和などの対応が期待されます。

弊社からも随時最新情報をアップデート致しますので、ぜひご参考になさってください。(HelloKids事務局)

詳細はこちら

日豪オンライン交流を行いました

今日のRobina Town Child Care Centreでは、日本のHOPPA世田谷経堂の子どもたちとZoomを活用したオンライン交流を行いました。

これまで定期的に行ってきたこの取り組みですが、次第に子どもたちも慣れてきたのか、リラックスした様子で当日を迎えました。

 

 

お互いの国の食文化について、ゲーム形式で楽しく一緒に遊びながら学びを深めることで、日本の子どもたちにとっても現地の英語に触れる良い機会となったようです。

どうやら私たち大人が考えている以上に、彼らはお互いの国の料理や文化についてもしっかりと把握しているようですね😀

実際にお互いの国を行き来できるようになるのは来年になりそうですが、今はそれまでに少しでも知識や想像力を働かせて、イメージを膨らませておくのにいい時期なのかもしれません。(HelloKids事務局)

 

 

プレゼンスキルを伸ばすオーストラリアの教育方法とは?

オーストラリアの子どもたちは、どうしてクラスメートや同級生の前で、緊張もせずに堂々と話すことができるのか不思議に思ったことはありませんか?

その答えは、オーストラリアの教育システムにあるのかもしれません。

オーストラリアの教育システムでは、言葉や文章によるコミュニケーション能力の発達に重点が置かれています。

学校の授業でもパブリック・スピーキングの機会は早い時期から設けられており、幼稚園児においても、話す、聞く、そしてそれ以外の表現を含むコミュニケーション・スキルを身につけることが求められています。

クイーンズランド州教育課程評価機構(QCAA)は、「コミュニケーション能力は、子どもたちが自分の考えや感情を表現したり、質問したり、学んだり、他人とつながり交流したりする能力を含め、子どもたちの日常生活の基本である」と述べています。

QCAAは、子どもたちがバーバル・コミュニケーション・スキル(言語によるコミュニケーション)を高めることで、自己肯定感の向上、他者との関係改善、教室での学習能力、学業成績の向上などのメリットがあることも指摘しています。

バーバル・コミュニケーション・スキルを養うために教師が用いる手法としては、子どもたちに物語を読み聞かせる、詩を書かせる、質問をする、ディスカッションをする、アプリなどのテクノロジーを使うことなどが挙げられます。

これは、幼児が耳にする言葉の量(単語の数など)と質(文章の複雑さなど)が、その後の言語能力や読み書き能力の基礎になるという研究結果に基づいています。

小学校と高校では、日本語、フランス語、ドイツ語などの外国語を学ぶことで、コミュニケーション能力をさらに高める機会が用意されています。クイーンズランド州のブリスベンにあるWeller’s Hill State Schoolなどでは、日本語とその文化を深く体験するためのイマージョン・プログラムを実施しています。

また、ディベートやその他の競技を通じて、人前で話すことも学びます。ブリスベン州立高校では、「ディベートは自信を育み、参加者には他人の話を聞き、他人の視点の正当性を理解することが求められる」と述べています。

これらは競争的な意味を含むイベントですが、ブリスベン校は、”生徒たちはチームとして協力すること、聴衆の前で話すこと、自分の主張を明確にすること、相手の主張を聞き、理解し、分析し、反論すること、そして最後には相手と握手することを学ぶ “ことの重要性を指摘しています。

また、オーストラリアの学校では、評価プロセスの一環として、パワーポイント、ポッドキャスト、ボッドキャストなどのテクノロジーを使った口頭および視覚的なプレゼンテーションを行っています。生徒は、先生やクラスメートに口頭で自分の考えを発表し、そのパフォーマンスを評価されます。

オーストラリアの教室では、教師に質問することが奨励されており、他の生徒と討論することも珍しいことではありません。生徒は手を挙げて発言の許可を得ることが求められ、日本の一般的なクラスルームの様子と比較してみても、このような議論はより活発に行われていることと思います。

 

本の学校における教育環境の特徴

コミュニケーションを重視するオーストラリアの教室は、生徒が話すことを抑制されるような雰囲気を持つ伝統的な日本の教室の様子とはやや異なります。

レスター大学のジム・キング氏は、日本の教室における「科学の壁」は、心理学、文化、教育方法など、さまざまな要因によるものだと主張しています

日本の英語の授業の様子を調査した際、キング氏は多くの生徒が自分の英語力が不十分であることに「精神的な恐怖」を感じていることを発見しました。

「日本の生徒の多くは、周りの人に配慮するように教えられています。そのため、自分自身を監視するようになるのです。」とキングは言います。

またキング氏は、多くの教師が生徒同士で英語を練習する機会をほとんど与えていないことにも気が付きました。

日本の中高生は周囲からの同調圧力のために、英語が上手になりすぎるのを嫌がるという見方さえもあります。

日本では「出る杭は打たれる」ということわざがありますが、生徒たちは英語をしゃべりすぎて目立ってはいけないというプレッシャーを感じていることも、少なからず事実として存在しているのです。

 

家族のサポートが大切

では一体、どうすれば子どもたちは周囲との厳しい競争に打ち勝ち、より優れたプレゼンテーションスキルを身につけることができるのでしょうか?

仕事での面接や顧客へのプレゼンテーションなど、将来のキャリアを成功させるためには、優れたスピーキングスキルを身につけることが重要な資産となります。

「The Parents’ Guide to Raising CEO Kids」の共著者であるサラ・L・クック氏は、「学校に行って仕事をするだけではなく、起業家精神を身につけることが必要だという教育パラダイムの変化が起きています。」と述べています。

「子どもたちが仕事に就くためには、起業家としてのスキルが必要です。また、自信を持って人と接することができなければなりません。人前で話すことで、その自信を示すことができるのです。」

親は、家庭での “Show and Tell “(簡易的なプレゼンテーション)の励行、携帯電話のカメラなどを使った練習、ドラマやディベートなどのアクティビティへの参加など、さまざまな方法で子どもたちの話す能力を育てるサポートを行うことができます。

しかし、英語を聞いたり話したりする能力を高めるためには、オーストラリアのような英語圏の国など、異なる環境に身を置くことが何よりも効果的です。

Global Sky Educationが運営しているオーストラリアの幼稚園では、日頃から幼児年代の子どもたちによるShow and tellが一般的に行われており、子どもたちが他の人の前で話すことを奨励しています。

こうして幼児期に身につけたスキルは、その後の人生で非常に重要な資産となるのは間違いありません。

(HelloKids事務局)