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オーストラリアのスイーツから食育を
オーストラリアのデザートやお菓子、スイーツについて知ることは、子どもたちが現地の文化や英語の食材名に触れる、楽しくて身近な入り口になります。
オーストラリアに来たばかりのご家族、クイーンズランドへのご滞在を計画されている方、親子留学の準備をしているファミリーにとって、食べ物は日々の暮らしの中で最も気軽に現地文化を体験できるもののひとつです。スーパーマーケット、ベーカリー、誕生日会、学校行事など、さまざまな場面で、子どもたちはオーストラリアの文化に出会います。
このガイドでは、スーパーでよく見かける定番のお菓子から、世代を超えて親しまれてきた昔ながらのデザートまで、ご家族がオーストラリアで出会う機会の多いスイーツやスナックをご紹介します。
オーストラリアの一般的な食文化や、家庭でよく食卓に上がる夕食メニュー、人気のレストランについては、以前の記事「オーストラリアの食文化と人気のローカルレストラン」もあわせてご覧ください。
オーストラリアで人気のお菓子やスナックとは?
オーストラリアでは、次のようなお菓子や飲み物が大変人気です。
- Arnott’s Tim Tams(ティムタム)
- Arnott’s Shapes(シェイプス)
- Grain Waves(グレイン・ウェーブス)
- ミロ入りミルク
- Cadbury Dairy Milk チョコレート
- Cadbury Caramello Koala(キャラメロ・コアラ)
Tim Tamsは、おそらくオーストラリアで最も有名なビスケットです。サクサクとした食感のビスケットで軽めのチョコレートクリームを挟み、全体をチョコレートで包んだお菓子で、日本からのツーリストのお土産としても大変人気があります。
Miloも、世代を超えてオーストラリアの家庭で愛されてきた定番です。チョコレート風味の麦芽飲料パウダーを、冷たい牛乳や温かい牛乳に混ぜて飲みます。朝食、放課後、あるいは夜の手軽な飲み物として親しまれてきました。牛乳と一緒に混ぜて飲むことで、カルシウム、ビタミンD、鉄分、ビタミンCを摂れる飲み物として広く知られるようになり、多くの保護者が家族の日常的な飲み物として愛飲してきました。
スナックでは、Arnott’s Shapesがとてもポピュラーです。バーベキュー、ピザ、チーズ、さらにはベジマイト風味などがあり、テレビCMでもよく知られています。特に2000年代には、小分けパックが学校のお弁当にもよく入っていました。
Grain Wavesも、オーストラリアでよく見かける人気のスナックです。全粒穀物を使ったチップスで、一般的なポテトチップスよりも軽く、ヘルシーなスナックとして認知されています。
オーストラリアには、長く愛されてきたチョコレート菓子もたくさんあります。Cadbury Dairy Milkは、オーストラリアやニュージーランドの人々が世代を超えて親しんできた、定番のミルクチョコレートです。さまざまなバリエーションがあり、その中でもCaramello Koalaは特に人気。コアラの形をした小さなチョコレートの中に、やわらかく甘いキャラメルが入っており、昔から子どもたちに親しまれてきました。
スーパーで買えるお菓子だけでなく、オーストラリアには誕生日会、学校行事、家族の集まりなどで食べられてきた、昔ながらの手作りデザートやお菓子もあります。
オーストラリアの伝統的なお菓子やデザートにはどんなものがある?
- Anzac biscuits(アンザック・ビスケット)
- Pavlova(パブロバ)
- Fairy bread(フェアリーブレッド)
- Lamingtons(ラミントン)
これらは、オーストラリアで最もよく知られている伝統的なお菓子やデザートです。特に家族の集まり、学校行事、パーティー、お祝いの場でよく登場します。
1. ANZACビスケット
ANZACビスケットは、オーストラリアを代表する伝統的なビスケットのひとつです。ロールドオーツ、ココナッツ、小麦粉、砂糖、バター、ゴールデンシロップ、重曹を使って作られます。
ANZACとは「Australian and New Zealand Army Corps」の略です。毎年4月25日のANZAC Dayは、オーストラリアとニュージーランドの両国にとって大切な追悼の日です。
このビスケットは、第一次世界大戦中、家族が兵士へ送るために焼いていたというエピソードとしてよく語られます。これは材料がシンプルで、輸送中も傷みにくかったためです。多くのビスケットと違い、卵を使わないのも特徴です。現在では一年を通して人気があり、お弁当、カフェ、家庭でのお菓子作りの際にもよく見かけられます。
2. パブロバ
パブロバは、焼いたメレンゲで作るオーストラリアの定番デザートです。外側はさくっと軽く、中心はやわらかく、上にはホイップクリームと、いちご、キウイフルーツ、パッションフルーツ、ベリーなどの新鮮な果物をのせます。
特に夏には人気があり、クリスマス、家族の集まり、バーベキューなどでよく出されます。オーストラリアのクリスマスは夏にあたるため、クリームや果物を使った軽やかなデザートを好む家庭が多いのです。
パブロバの発祥をめぐっては、オーストラリアとニュージーランドの間でちょっとした議論があります。ただ、このデザートの名前が、1920年代に両国を訪れたロシアのバレリーナ、アンナ・パブロワに由来するとされている点では、広く一致しています。
3. フェアリーブレッド
フェアリーブレッドは、オーストラリアのパーティーフードの中でも、最もシンプルで分かりやすいもののひとつです。やわらかい白い食パンにバターまたはマーガリンを塗り、オーストラリアで「hundreds and thousands」と呼ばれるカラフルなスプリンクルをかけて作ります。
子どもの誕生日会、学校行事、家族のお祝いでは定番の一品で、子どもも一緒に簡単に作ることができます。作り方は、白い食パンにバターを塗り、hundreds and thousandsを全体にかけ、三角形に切るだけです。
オーストラリアに来たばかりの子どもたちにとっては、英語の語彙に自然に触れるよい機会にもなります。bread、butter、sprinkles、sweet、colour、triangleといった言葉が、実際の体験の中で出てくるからです。
家庭で子どもと楽しめる簡単なアイデアについては、こちらの記事「おうちで楽しめる家族向けアクティビティ」もぜひご覧ください。
4. ラミントン
ラミントンは、小さな四角形に切ったスポンジケーキをチョコレートアイシングに浸し、乾燥ココナッツをまぶしたお菓子です。中にジャムやクリームを挟んだものもあります。
ラミントンはクイーンズランドと深い関わりがあり、1896年から1901年までクイーンズランド総督を務めたロード・ラミントンに由来すると言われています。
現在では、オーストラリア各地のスーパーマーケット、ベーカリー、カフェなどでもよく見かけます。学校の募金活動や地域イベントでもよく選ばれる、ポピュラーなお菓子です。
食を通してオーストラリアを知る
オーストラリアのお菓子やデザートを楽しむことは、現地の暮らしを知るにはとても効果的です。
また、子どもたちにとっては英語の学びにもつながります。biscuit、cake、bread、butter、sprinkles、chocolate、coconut、creamなど、子どもたちの日常生活の中でよく使われる言葉にも自然と触れることができるでしょう。
オーストラリアは多文化社会であり、食べ物はその多様な文化を知る上で、とても分かりやすい入り口です。詳しくは、こちらの記事「オーストラリアの文化と多様性」もご覧ください。
ブリスベン、ゴールドコースト、サウスイースト・クイーンズランドで暮らす日本人ご家族にとって、食べ物は、子どもたちが現地の好みを知り、友だちと好きなお菓子の話でつながるきっかけにもなります。日本の味が恋しくなっても、オーストラリアには日本食を楽しめる選択肢もたくさんあります。
まずは現地の下見も兼ねて、Hello Kids(親子留学プログラム)をご利用になってみてはいかがでしょうか?
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