January 3, 2024 Hello Kids

ゴールドコースト周辺のレストラン情報

Empty glasses, plate, fork, knife on the table served for dinner in the modern restaurant

目次

ゴールドコーストがあるクイーンズランド州は、グルメな旅行者にとってはまさにパラダイス!

オーガニックな農産物からフレッシュなシーフードにグラスフェッドビーフ、そして世界一流のワイナリーなど、あらゆる食通の方を魅了する人気の観光地とレストランをご紹介します。

ブリスベン:食の都

クイーンズランド州の州都であるブリスベンは、「美食家たちの新たなホットスポット」と言われています。調理に薪のみを用いたレストラン「アグネス」は、『グルメ・トラベラー』誌の2023年クイーンズランド州トップ・レストランに選ばれるなど、数々の賞を受賞しています。このレストランは、直火で調理することをコンセプトにしながら、歴史的建造物の空間を生かすために内装も最小限にとどめています。

ブリスベン生まれのシェフにちなんで名付けられたレストラン・ダン・アーノルドは、地元で評判のお店です。アーノルドはフランスで7年間、ミシュランの星付きレストランで働き、帰国後に自身のレストランを立ち上げました。

2023年世界のベストホテル50に選ばれたカリーレ・ホテルは、1950年代のマイアミのビーチサイドのリュクスな雰囲気を都心で再現していると評され、大変な人気を誇っています。このホテルにはブリスベンで最も人気のあるレストランのひとつであるギリシャ料理レストラン「ヘレニカ」や、高級レストラン「SKステーキ&オイスター」、「スシ・ルーム」なども併設されており、こちらも見逃せません。

また、ブリスベン名物のストーリー・ブリッジと街を一望できるハワード・スミス・ウォーブスは、地元の人々や観光客にも人気のスポットです。ここではその圧巻の景色を楽しめるだけでなく、香港のスタンレー湾のムーディーなウォーターフロントにインスパイアされた広東料理のトップレストラン「スタンレー」や、コンテンポラリーなギリシャ料理の「グレカ」、日本の居酒屋スタイルの「ヨーコ・ダイニング」なども軒を連ねています。

ゴールドコースト:サーフ&ターフ

サーファーのパラダイス、ゴールドコーストは、受賞歴のあるレストランやクールなダイニングバーなども多く、ツーリストにも人気のエリアです。

その中でも、バーレイヘッズにあるレストラン・ラバート『グルメ・トラベラー』誌でも特集をされた、注目の店舗です。また、同じくバーレイヘッズに店舗を構えるリック・ショアーズやバーレイ・パビリオンなど、ウォーターフロントの絶好のロケーションにあるレストランでは、打ち寄せる波を見ながら、美味しい食事と美しい内装空間を満喫することができます。

その他にも、ゴールドコーストのヒンターランドにある高級日本食レストラン・アネカワでは、”地元の食材を中心に、オーストラリアと日本の感性を融合させた料理 “を提供し、高い評価を得ています。

サンシャイン・コースト:文化のメッカ

サンシャイン・コーストは、サステナブルな視点から再び地元の食文化にフォーカスすることで、近年再び注目を浴びています。人気の観光地ヌーサからヒンターランドの丘陵地帯まで、グルメな旅行者には行き先選びに悩ましいことでしょう。

前述のグルメ・トラベラー誌ではマーケット・ビストロをクイーンズランド州のトップ・レストランに推薦しています。ここはヨーロッパスタイルのビストロで、隣接するマーケット・ワイン・ストアでワインを購入し、食事と一緒に楽しむことができます。

また、ヌーサから車で30分ほどのところに位置し、多くの受賞歴を持つスピリット・ハウスでは、静かな池の周りに広がる緑豊かなトロピカル・ガーデンの中で、コンテンポラリーなアジア料理を楽しむことができます。ここではその美味しい食事だけでなく、料理教室も毎日開かれており、常に賑わっています。

2023年度のオーストラリアン・グッド・フード・ガイド賞では、ヌーサにある10軒のレストランが受賞しました。イタリアン・ファイン・ダイナーのロカーレ・ヌーサ(Locale Noosa)、モダン・オーストラリアンのアルバ・バイ・クルヴィータ(Alba by Kuruvita)、アジアン・フュージョン・スタイルのサムヨン・ガイズ(Sum Yung Guys)など、こちらも注目したいレストランです。

クイーンズランド州北部:トロピカル・フレーバー

リゾート地として知られるポートダグラスにあるモダンなタイ料理レストラン・ジャングル・フォウルでは、クイーンズランド北部地域特有のトロピカル・テイストな料理が楽しめます。

この地域には離島も多く、デギュスタシオン・ダイニング(シェフの得意料理を少量ずつ多皿で出すコース料理)や持続可能なシーフード、先住民族文化の料理を提供するレストランなど、バラエティーに富んだ店舗が多いのも特徴です。

ヘイマン島やハミルトン島の高級リゾートアイランド、大人向けのエコリゾート、ウィルソン島、世界遺産に登録されているクガリ島(フレーザー島)やマグネティック島、その他にもオルフェフス島やリザード島など、チャンスがあればぜひ足を伸ばしていただきたいスポットがたくさんあります。

グルメ・カントリーとアウトバック

さらに好奇心旺盛なツーリストの方には、オーストラリア最後の銘醸地と言われるグラニット・ベルト地域で、「スモーガスボード(バイキング料理)体験」を楽しむのもおすすめです。中でもシーニック・ルームに位置するブルーメグルメ・トラベラー誌のクイーンズランド・トップ・レストランに選ばれているのでおすすめです。

また、12,000エーカー(4,856ヘクタール)の牧場の跡地に建てられたオマージュは、自然環境との調和をテーマに、「パドックから皿へ」という他のレストランにはないコンセプトを打ち出しているのも興味深いポイントです。

その他にも、アウトバックの町・ロングリーチにあるメリノ・ベーカリーは、”美しい焼きたてのパンと焼き菓子 “で知られています。

このように、クイーンズランドはその恵まれた自然環境だけでなく、魅力的な食文化を提供するレストランが数多く点在しています。オーストラリアに来る前に、固有の食材や地元の料理について事前に下調べをしておくと、より一層現地での滞在を楽しめるかもしれませんね。

(Hello Kids 事務局)